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卒業文集

「ねぇ。卒業文集、書き終わった?」
「ん?何それ?」

このように始まる友達との会話はいつものこと・・・
もちろん、「ん?何それ?」 は私。

「文集は、この間の3連休の宿題だったんだよ。なんでも、先生のダメだしが
 でなかったのは○○ちゃんだけだって。他の子は3連休の宿題になったんだよ」
「え~!?そうなの?もう文集書いてるの?」 (まずはそこから・・・汗)
「それで、うちの子さ。書いて出したけど、それでもダメだし出てさ。
 卒業文集となると先生もチェック厳しいよね。」
「書き直してもダメだったの??」
「そうなの~それで、書いた原稿用紙をそのまま印刷するらしいよ」
「書いたそのまま??先生がワードとかで、打ったりしないわけ?」
「そのままだって。だからキレイに書かないとね」
「うそ・・うそ・・・うそ~」

だんだん蒼ざめてきた私。
作文嫌い、ひらがなオンパレードの息子・・・目の前真っ暗。

「ごめんね~ショック大きかった?言わない方がよかったかな~」


その夜、文集のことを息子に聞いてみました。

「俺はやらなくていいの」 「ん!?(絶句)」
そんなことを平気で言い切れる神経がわかりません。誰がそんなこと信じますか!?
「題名だけ書いてある。修学旅行のこと書くってことは決まってる」と。
う~ん。題名だけね~って、やっぱり書くんでしょ!

その事を主人に報告しました。

「先生もいっぺんに見るのは大変だから、順番に書かせているのかもよ。
まだ、○○は書かなくてもいいのかもしれないし・・・決め付けるのはよくないよ」

ほんと~??そんなことある??まあ、でも、そのまま何も聞かないことにしました。


次の週、息子が何やらコソコソと始めました。
どうやら、文集のようです。
やっと息子の順番?かどうかは分かりませんが・・・次の月曜までの宿題らしいです。
その日は土曜日。あと2日しかありません。

原稿用紙を前に一文字も書けない息子。時間だけが過ぎていきます。

主人は自分の小学校時代の文集を探してきて、息子の前に差し出しました。
「いつまでも、原稿用紙とにらめっこしていたって仕方がないよ。
これを読むといいよ。文集がどういうものかってことが分かると書けるよ」

息子はまずその文集を読み始め、にやりと怪しい笑顔。
「これ、そのままパクろう」
「え?」(そっちですか?)
「俺ってすごいこと思いつくでしょ?ね?ね?」とご満悦。
ここって褒めるところですか?

そして、何ページかを行ったり来たり、いくつかの文章をパクリで繋げたものの、
まさか修学旅行での出来事まで、パクるわけにもいかず
また原稿用紙の前で固まった息子。

欠伸をしながら、ついには布団のところまで原稿用紙を持って行き、布団の中で・・・
しかし、布団のぬくもりには勝てずご就寝。

この状態で日曜日に突入。

朝、起きた瞬間から布団から出ずに文集にとりかかる。
寝てしまった自分に焦りを感じた様子。
でも、一向に進まず・・・

しびれをきらした主人が「ちょっと書き方教えてあげるから、来てごらん」
「いい。自分で書くから!」ときっぱりと言ってのけた息子。

しかし、漢字の書き方が分からないと私を辞書がわりに聞いてくる。
「辞書、調べている暇がない」 
まあ、確かにほとんどの漢字が書けないのですから・・・

「漢字書けないと、学校で困らない?」と聞いてみると・・・
「いつも○○と○○(女の子2人)に聞いているから大丈夫。
 あいつらに聞けばすぐ教えてくれるから」
それで済んでしまっているのか~じゃあ困ることはないわけだ。覚える気もなしだな。

文集は、どうにか終わりました。

最後まで自分の力で(?)書き上げました。
前の日の時間とトータルすると7~8時間はかかりました。
まあ、なんでそんなにかかるかなとも思いますが、見方を変えて
よくそれだけの時間頑張ったということにしましょう!


書き終わって・・・
「あ~文集を甘くみていた。こんなに大変だとは思わなかった」


これもひとつの収穫かな。。。

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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

文集…うちも去年は大変でした。
赤ちゃんの頃から卒業を目前にして、中学入学後の豊富までを1年かけてまとめるのです。おなかにいた頃のエコー写真をコピーしたり、入学以来の作文を引っぱり出してきたりで、机まわりはごちゃごちゃv-42
春は母子手帳をみながら「おれの赤ちゃんの頃ってさ~」攻撃v-237長期休暇や連休を利用して幼稚園・小学校と書き続け、冬休みは6年生の行事や卒業を控えての心境をつづったり…v-217
写真や今までに書いた作文・校外学習の記録も入れていいので、長男のものは写真が多く、枚数を稼いでいました。
横で見ながらげんなりしたこともありましたが、卒業式の日にアルバムと並んできれいに製本されただこの記録を見て、本人もお友達も嬉しそうでした。先生方のご苦労を思い感謝の気持ちでいっぱいになりました。
息子さん、本当に長時間頑張りましたね。そして見守るティカさんも頑張りましたね。
きっと素敵な文集になることと思いますよv-238
冬休みはのんびり過ごせるといいですねv-255

かのんさんへ

かのんさんのお子さん達の小学校の文集って凄いんですね~力入ってますね~1年がかり?
ということは、かのんさんは全部で3回、同じ事を繰り返すのかな?でも、そんなに丁寧に時間をかけて作り上げた文集は宝物e-144ですね。一生物ですものね。他のお子さん達のを見るのも楽しそう。
それに引き替え、うちの息子は作文だけですからね。なんともあっけない気もしますが・・・
やはり先生からのダメだしは出ましたが、文章の語尾を「する」を「しました」程度の直しだったので、ほっとしています。その赤ペンの入った原稿用紙の書き直しも宿題でしたが、やっていってないぞ~どうなったんでしょうね。

> 息子さん、本当に長時間頑張りましたね。そして見守るティカさんも頑張りましたね。

なぜか漢字を私に聞いてくるので仕方なく付き合いました。普段、勉強は主人の担当なので、私はノータッチなのです。でも、どうも作文だけは主人に見られたくないようです。なぜでしょうねe-447

ティカさんこんばんはv-22
ティカさんのご苦労はわかりながらも、文章を読ませていただきながらとても家庭の雰囲気、お母さんの心構えなどが伝わり、微笑ましく読ませていただきました。
卒業文集は一種の通過儀礼みたいなもので大変は大変なのですが、その分の苦労の見返りも大きいのではと思います。
最後のお子さんのセリフからそんなことを感じました。

長期の不登校のお子さんは文集を書くこともできない(書く内容がない)ケースが多く、親御さんもお子さんも辛い思いをされます。そんな中で、ひらがなだらけでも、8時間かかってでも書きあげた「今」のお子さんの努力が残った作文は大変貴重なものとなったのではないかと思います。

ティカさんのお子さんに対するツッコミのひとつひとつに愛情を感じます(笑)
また読ませていただきますねv-48

ぶにん先生へ

ぶにん先生、こんにちは。
こちらにご訪問、そしてお忙しい中コメントまでいただいたこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございました。まさかコメントいただけるとは思っていませんでしたので、お名前を見た瞬間、心臓が止まりそうでしたv-405ほんとですよ。

息子は6年生の4月に復学させていただきましたが、6年生になると卒業にむけていろいろと準備があるのですね。卒業アルバム用の写真撮影はもう終わりましたし、今回の記事の文集もそうですが、卒業制作も始まっています。その時々に感じたことは、その準備に参加できなかったら、精神的な負担になっていたな・・・ということ。ぶにん先生のコメントにありましたが、確かに、息子は文集が書けたこと、書ける内容があること。それだけでも本当に喜ぶべきことなのだなと思いました。あと卒業まで数ヵ月ですが、いろんな事に感謝の気持ちを感じながら卒業の日を迎えたいと思います。6年の1年間は大事だと、家庭療法はまだ不十分でしたが、早めに登校日を設定しただいた上野先生にも感謝したいと思います。

上野先生に難しい、難しいと言われている息子で、いつもドタバタ劇なのですが、今後もお付き合いいただけたら嬉しいですv-354

長時間かかっても、仕上げることができた息子さんに拍手です。
うちの息子は、中3なのに漢字が怪しいv-356
進路説明会で、塾の名前が書けずにびっくりです。
ティカさんの息子さんは、まだ小学生。大丈夫ですよ~
ティカさんの記事を読ませてもらって、集中力はこうして培われていくのかと・・・
年が明けると、卒業式まで忙しいのでしょうね。
本当に『一歩ずつ』ですねv-315

ちゃろさんへ

本当に、出来上がってよかったのです。でも、まさか文集をサボるわけにはいかないですけどねv-8

漢字ですが、以前、息子が「俺はパソコンを使う職業に就くから、漢字は覚える必要はない。変換すれば出てくるだろ」と。いつも、いろんなことを堂々と言ってくれるのですが、「そうだよね~」とも言えない内容ばかりで・・・頭が痛いです。まあ、今は、そう思ってはいないと思いますけどね。

集中力ですけど、うちの息子、好きなことをする時には、とっても集中力があるのです。以前、塾の先生が、「うちの子は集中力がない、ないと言っている親御さんがいますが、ゲームなど好きなことをしている時に集中力がありますか?って聞くと、たいがいは「あります」と答えます。だから、その子に集中力がないわけではないのです。誰にでも興味があることには集中力があるのです。勉強も工夫して興味を持たせることが大事です」といったことを言っていました。そうはいってもね、勉強を好きにさせるのは至難の業ですよね。これからも、スローでマイペースな息子につきあわされそうですe-452
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ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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