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認知症の母と息子

今日は私の母のことを書きます。
母は認知症です。

認知症の始まりは、約20年前・・・その頃より、最近までゆっくりと進行していました。
しかし、ここにきて、急に進行が早くなり、私の中で気持ちが追いつくのが大変に
なってきました。正直なところ、息子よりも母に心を捉われているかもしれません。

すぐ出て行きたがる。出て行ったら帰れないことがある。どこにいても落ち着かない。
すぐ怒る。興奮する。着替えがうまく出来ない。食べてないと言う。夜中に起きる。

症状的にはこんな感じです。まあ、認知症は別の問題なので、このぐらいにして・・・

もともとは母の認知症を理解し、私が外出する時にみていてくれたり
いなくなったら一緒に探してくれたり、優しい部分もみせてくれていた息子です。

しかし、不登校になってしまったことにより、一変してしました。

まず、家族療法において、息子の我儘な要求を受け入れるわけにはいきません。
家の中を退屈にしなければならないので、遊びにもつきあえません。
そのことに、息子は反発し、その腹いせに、母への嫌がらせが始まります。

母への暴言、暴力・・・そして母が怒り、興奮し、家を飛び出す。
だいたい興奮して家を飛び出すと帰ってこれなくなる母。
私は探しに行かなければなりません。私が困るようなことをワザとしてくれました。

私が母を擁護するようなことを言おうものなら、今度は私に向かってきます。
ときには暴力も・・・なかなか気持ちが安定しませんでした。

母の言動そのものも、息子を苛立たせました。
確かに大人でも精神的に余裕がないと、母をうまく受け流すことができなくなります。
気にしないようにするしかない・・・でも、精神的に不安定な息子には酷な要求でした。

不登校時代は被害妄想がひどかった息子です。
その敏感なときに、母の言葉や存在が息子の感情を逆なでしてしまったようです。

でも、母を変えることはできません。
二人を同じ空間にいさせることが本当に苦痛でした。


しかし、いつの日か、息子は母に過剰反応しなくなり、復学する頃には
問題はほとんどなくなっていました。
不登校による心の問題が大きかったのだと思います。

今も、息子は、母に話かけられると、
「うざっ!去れ!」「お前なんかに言われたくねぇよ」とか言う時もあります。
普通であれば、「なんて口のきき方をするの!」と言いたくなるところでしょうが、
私はほとんど聞き流しています。

以前と違って、一応、息子も母に聞こえないように小声で言っていますしね。
私も母の言動にイライラするときもありますし、それは避けられない感情だと思っています。
言葉使いは問題だと思いますが、気持ちを吐き出すことも必要なのではと思います。
たまに、「し~っ!」「もう終わり」と言う程度に留めています。

最近は、私が母に振り回されている様子をじっと伺っている息子。

「安定剤を増やさないと、お母さんが大変だ」
「なんだか悲惨・・・お母さんがかわいそうだと思った」
などと言ってくれるようにもなりました。

母のようにどうにもならない存在がいてこそ、成長できることもあります。

母は今後、どのようになっていくのでしょうか・・・
でも、母がどんな状態になろうとも、家族の一員であることに違いはありません。
家族の一員として、病気を理解し、介護が必要な母をいたわる気持ちを少しでも
もってくれたら嬉しいです。

与えられた試練から逃げることはできません。
どうせなら、そこから何かを得たほうがいいですよね。

息子は私の背中を見ています。

母に対して最善をつくすこと。
それは息子へのメッセージだとも思っています。



✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾


私は別ブログで母の介護日記をつけています。
公開目的よりも、記録目的で書いているのですが・・・
もし、ご興味がありましたら覗いてみてくださいね。→おばあちゃん、どこ行くの?


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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

こんにちは。認知症のお母さんのこと、今までもちらっとブログにありましたよね。テイカさんの方のお母さんなのですね。うちは、まだ両親元気ですが、先々どうなるかわかりませんし、うちは妹は地元を離れてますので、旦那さんの転勤で、 私しかいないです。 認知症にもいろいろあるのかもしれないですが、親戚のおばあちゃんも認知症です。。 友達に認知症ではないですが、脳梗塞の後遺症の自分の親を見ていた子もいます。受け入れて、受け止めることが、自分の親なので、かえってつらかったように、ききました。息子さんよくみてますよね。なんかわかってくれている、なんかとても伝わってくる感じです言わなくても、どこかできちんとみているんでしょうね。 あれこれしているうちに年末ですよね。うちの息子はまだサンタをどこかで信じているようで、なんかかわいいです(笑) なんかわからないカードも名前書いといてとか言ってしまったりです。体調きをつけようね

かすみさんへ

親の介護って、同居している、していない、ご兄弟姉妹の住まい・・・いろんな問題が絡むので、なかなか大変ですよね。私は同居できたので幸せだと思っています。認知症が出始めて、両親だけの暮らしに不安が出た時点での同居でしたから・・・そうしてくれた主人に感謝しています。認知症は最初、症状が出始めた時はショックですよ。これまでの元気な親の姿がどんどん遠ざかっていきますからね~それを受け入れ覚悟を決めるまでには時間がかかりました。今は、どんなことがあっても、受けて立とう!とう気持ちですね。まあ、でも無理はしませんよ。介護サービスも限度ギリギリ利用させてもらっています。ストレスは介護にも影響しますから、息抜きもちゃんとしています。あ、それは、不登校児を持つ親にも共通していえることかもしれませんね。

息子さん、サンタ伝説まだ信じてる?かわいいですね~うちは去年、ばれました。それまでサンタと親のプレゼントは別でしたが、バレたのなら一つね。と言ったら、知らない方がよかった・・・とぼやいていましたけどねe-489

ティカさんの文面から一生懸命に介護していらっしゃる様子が伺え、頭が下がります。
私は年の離れた三兄姉の末っ子。父は90歳近いです。先日自転車で転び頭を縫ったとか。母も80越えていて、父同様白内障の手術、それに加えて腰、膝の手術などいろいろ大変です。数年前から兄夫婦が同居してくれていますので、母が入院したときなどは義姉にずいぶんとお世話になり、感謝しています。

すぐ近くに夫の両親が住んでいます。
義父はガンの手術をしましたが、食事は口からは摂れず、夜は呼吸の苦しさを軽減するため、呼吸器をつけ、1日のほとんどをベッドで過ごしています。
すべてを…と言っていいほど義母が義父のめんどうをみていますが、先日「トイレの帰りにころんで、私ひとりでは戻せない」と電話があり、駆けつけました。ふたりがかりでも父を抱え上げるのは大変で、義父の身体に負担をかけていないかとそれも心配で(本当にやせ細ってしまっているので)お互いが大変でないように身体の介助の仕方の市民講座がないか、探してみようと思っています。
たまに義母に夕飯を持って行くこと、義父が入院したときにはできるだけ義母を病院に送ることくらいしかできませんが、できるだけのことはしたいと思っています。
夫も両親のことは大切にしています。子どもたちも祖父母に優しい言葉をかけたり、手伝っているのを見ると嬉しく、ティカさんのかかれているように「子どもは親の背中をみている」事を実感しています。

かのんさんへ

かのんさんのご両親も結構、高齢なんですね。私の父親も生きていれば、88歳。母は83歳ですよ。(なので私も決して若くはなく・・・e-350
高齢になると本当にいろいろなことが起きてきますよね。周りでも、子どもが中学生になる頃には、親の介護の問題を抱えている人が結構います。その状況も様々で、うちのお隣さんも、母親の介護や入院で、毎月のように九州に行っていて、いない時は家政婦さんを頼んだりと、経済的な負担もかなり重くのしかかっているようです。
かのんさんも、ご両親の介護の問題を抱えているのですね。ご主人の寝たきりのお父様の介護をお母様がされているということで、老老介護になるわけですから、お母様のこともとても心配ですね。でも、お子様達の優しい言葉かけやお手伝い・・・嬉しいですね。きっと、ご主人やかのんさんの姿を見て自然にそういう気持ちが生まれてきたのでしょうね。きっと、将来、かのんさんご夫婦に何かあっても、お子さん達が、優しくしてくれると思います。
うちの息子はどうかな~私の大変さは分かってくれているようですが、母親に優しい言葉まではなかなか出てきませんね。まあ、気にはしてくれているので、それでいいかな~

ティカさんが、お母様の介護をなさっていることを知った時、
一人で頑張っているんじゃないか?
誰か第三者の力を借りているんだろうか?と気になりました。
今回の記事と別ブログを読ませていただいて、ほっとしたとともに、ティカさんのがんばりに脱帽です。

息子さんの問題に、一人でかかえこまずに上野先生という専門家の力を借りることを選択されたのも、必然だったのだと思います。

『与えられた試練』、本当にそうですね。人生の修行ですね。

ちゃろさんへ

別ブログも読んでいただいたのですね。ありがとうございます。
本当に介護サービスはありがたいです。ひとりで抱えたらいくら私でも精神的にキツイです。私、かなり楽天的なんですよ。もちろん人間ですから悩みも抱えますが、悩んでいる時間がもったいない。悩んでも悩まなくても明日は来ますし、どうなるか分からないことをクヨクヨ悩んだって仕方がないし・・・てね。なので、自然とストレスを避けるのが上手になったみたいです。
それに私が母に一番ストレスを感じていた時と息子の不登校の時期が重なっているのです。私のストレスが影響したと思っています。精神的によくなかったので、息子に必要以上に言ってしまいました。ストレスを抱えこまないこと。それも、不登校問題解決に大事だなと実感しています。ひとりでは解決できないと感じたときに、上野先生に支援をお願いしたこと。これも必然的な決断だったのかもしれません。そう導かれていたのでしょうか・・・
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プロフィール

ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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