スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

登校刺激のあと~180度変わった息子

「暴れる可能性もあるので、そうなったら夜中でもいいですから電話をください」

登校刺激後、上野先生がそうおっしゃいました。
登校刺激でストレスが与えられているので、ときに爆発することもあるらしいのです。
しかし、息子は暴れるどころか、すっかり萎れたままでした。

登校刺激で、「学校へ行きたい」 と言いました。
お兄さん達と登校の準備に入りました。

でも、それだけじゃありません。

親に暴力を振るうこと。
朝、起きない。起こされたら不機嫌なこと。
食事に文句をつけること。
おばあちゃんへの横柄な態度。
私の胸さわり・・・etc

我儘で自己中心的な態度を中心に厳しく指導していただきました。

先生達が帰られたあと、息子はどこのお宅の息子さん?・・・と思うほど別人になっていました。
下手なことを言えないと思っているのか、私に話しかけるにも言葉を選んでいるのが分かります。
それまで、私への胸攻撃は相当なもので、もういくら言っても止めませんでした。
それが、さっと触れそうになっただけで手を引っ込めてしまう。
ちょっとかわいそうなぐらい・・・

息子がそんな感じなので、いよいよ登校できる!と嬉しさでいっぱいな私でしたが、
その気持ちを息子の前で表現することができないまま、静かにその日を終えました。
なんだか嬉しい気持ち半分、どこか不思議な気持ち半分・・・そんな夜でした。


次の日。。。

早く起き、朝食の後、座り込みずっと放心状態の息子。
なんて声をかけていいのやら・・・

上野先生にお電話。
「かなり登校刺激が効いた様子。想定される範囲だが、ちょっと心配。このままの状態が
続くとかわいそうなので、その時はまた連絡ください」

この日、午前中、訪問のN先生が来てくれることになっていました。
登校準備をするというのは息子も聞かされています。

しばし動かぬ息子でしたが、N先生の訪問の時間が近づくと、スッと立ち上がり
「教科書を読んでおこう」 と教科書、ノート、筆箱を出しました。
息子はもう何ヶ月も勉強から遠ざかっていました。
何も言われなくても勉強を始めるなんて、おそらく初めてのことです。

何かが吹っ切れたのか、行動開始したら、もうたたずむことはなかったです。

ほどなくN先生のご到着。
いつもの息子に戻り、楽しそうに一緒に勉強内容や持ち物などの確認。
最後にDSで将棋対戦をしたようです。
息子は将棋クラブに所属しているので、これも登校準備なのでしょうね。


その夜、息子は私に言いました。

「昼夜逆転を直す」
「髪の毛を切る」 

いろんな事がいい流れで動いている。
それも、私が何も言わなくてもいいなんて。。。

その日から午前中は勉強して、午後は遊ぶ・・・と自分で決めました。
毎朝、起きるとまず勉強道具を出しました。
それが登校するまで続きました。


不登校になって生活面で気がかりだったことがいろいろあります。
昼夜逆転もそうですが、女の子のように伸びてしまった髪の毛・・・不登校になった
ことにより、生活面でいろいろと問題が出てきました。
何故そうなってしまうのか、学校へ行っていない子どもの気持ちを考えれば、
それらを改めさせることなど出来ませんでした。
でも、たった1日でこんなに変わりました。

子どもに、登校の道筋を示してあげること。
これだけでいいのですね。

息子は、とにかく自分の足で歩み始めました。
不登校から抜け出すために、それまでの自分と決別しようとしています。
学校へ行くんだ!という強い意思に動かされ、前へと進みでることが出来たのだと思います。

あとはお兄さんと一緒に登校までの準備を進めていくだけです。

登校日は4月10日に決まりました。
登校刺激が3月26日ですから、約2週間しかありません。
これは最短距離です。

この日から大忙しの2週間が始まりました。




スポンサーサイト

テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

息子さんの、心の中での決意のようなものがひしひしと伝わってきました。
そう思う息子さんの気持ちが想像できて、うまくコメントすることもできないくらいです。
いつもそばにいるティカさんが、一番その変化を感じておられたのでしょうね。
私は、ティカさんのように自分の息子の変化をここまで読み取ることができませんでした。
それだけ自分の心を息子から離していたのかとちょっと反省しています。
ティカさんが、どれだけ息子さんに心を砕いてこられたかがよくわかります。

登校刺激に対する反応も、本当に子どもにより様々なのですよね。
想定される範囲も、実際に子どもがとる行動も、過ぎてみなければわからない。
私は登校刺激の間は次女と外出して待機だったのですが、先生方から報告を聞き夕方帰宅した時には、やはり変化していた様子でした。
夜になって、自分で素直に布団を敷いて早い時間に寝たことが印象に残っています。
登校刺激から登校まで2週間って、きっとあっという間だったのでしょうね。
うちは1ヶ月半あったので、家庭の雰囲気が和んでしまいがちになったり、対応が戻ってしまいそうになるのを気を付けなければなりませんでした。

ちゃろさんへ

うちの息子の場合、家庭療法が行き詰まり、思うように結果が出ていなかったので、先生もこの時にこそとかなり力を入れていただいたかどうかは分かりませんが、息子には言ってやりたいことが一杯あったことは確かなのです。なので、かなり効いたのでしょうし、登校刺激後の変化に結びついたのだと思います。ようするに、下であればあるほど、上がりやすい・・・ということでしょうか。
次の朝、息子は2時間近く放心状態だったのですが、その時の息子の胸のうちは未だに謎です。ブログの記事も私の勝手な読みで書いているので、息子の気持ちはいったいどうなのか・・・先読み得意の私なので・・・あってたらいいのですけれどね。

ふらわぁさんへ

登校刺激はそのお子さんによって、その後の変化は様々なんでしょうね。うちの息子は手強いのではと先生も思われていたと思います。でも、意外にあっさりでしたし、こんなに変化があるとは想像していませんでした。
ふらわぁさんは登校まで1ヵ月半あったのですね。短くて2週間、だいたいは1ヶ月と聞いていたので、1ヵ月半というと長いですね。ということは、登校刺激のストレスも充分に抜けた状態で登校を迎えられたのですね。2週間というと本当にあっという間でした。息子にとっては大変なこともあったのかもしれませんが、気持ちが持続しないことが多い息子ですので、意欲が抜けないうちに登校が出来てかえって良かったのかもしれません。

登校刺激の一連の記事を読ませていただいて、息子さんの様子、そしてティカさんの思いが強く伝わってきて、自分の時を思い出しながらとても興味深く読ませていただきました。我が家も2年前の今の時期登校刺激でした。本当に息子はきっかけを失ってましたから、この日がなければ当然学校に気持ちが向くことも無く、上野先生には感謝しきれません。やはり登校刺激後はずっとしてなかった勉強をがんばったりとか前向きな様子をみると、あ~本当は学校に行きたかったんだな・・とつくづく思い、早く気づいてあげれなかったことに心が痛んだりもしました。。
登校日まで2週間だったのですね。我が家は1ヵ月ちょっとありました。それでもあれよあれよと過ぎた日々だったので、2週間というのはきっと大忙しだったことでしょうね。

夏恋さんへ

本当に登校刺激ってきっかけを与えてあげるものですよね。親が声かけして、気持ちが動いたとしても、学校の敷居がかなり高くなっているでしょうし、一歩踏み出す勇気が起きてこないのだと思います。上野先生が心を大きく動かしてくださって、お兄さん達がその動いた心をうまく登校まで導いてくださるからこそ、晴れて登校できるのだと思います。学校に気持ちが向いたとはいえ、途中で不安な気持ちも出てくるでしょうし、引き返したくなったとしても、たとえ仲良くなったお兄さんではあっても、そこに第三者という緊張感があるからこそ、子どもも後戻りできないと覚悟を決めるのだと思います。親ですと、やはり甘えが出てしまうので、登校まで気持ちを引っ張っていくのは難しいのでしょうね。
勉強のことをどう思っているのか気になっていましたが、やり始めたときに、嫌になったわけではなかったんだ。学校に行く目標がなかっただけなんだ。と思いました。それまで勉強ができなかった息子のことを思うと私も心が痛みました。

はじめまして。かのんと申します。
ティカさんがブログを始められた頃からドキドキ・はらはら・涙しながら読ませていただきました。
何回もコメントを送ろうとしつつ、私の携帯からは送れず、パソコンからもひっかかってしまい…。でも失敗の原因らしきものが判明し、『今回こそは!』と気合いを入れて打っています。

夏休みの親の会の時にも「ティカさんにもお会いしたいんですよねー」とみかんさんにお話しした私でした。

このコメントが送信できたらまたちょくちょくおじゃまさせて下さいね。

息子さんがお休みしてしまったとき、コメントも送ることができず悶々としていた私でしたが、登校された後の
ブログで「見守って下さったみなさん…」とあったのを見て、涙が出るほど嬉しかったです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

かのんさんへ

かのんさん、はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
いつも、かのんさんのお人柄が表れているのだろうな~と思えるコメント、楽しく拝見しています。今日、ぶにん先生のところで、かのんさんがコメントで私の名前を出していただいていたので、とても嬉しく、この気持ちをどうお伝えしようかと思っていたところです。私のところまで、コメントいただき本当に嬉しいです。
それと、私の記事を最初の頃から読んでくだっていて、私に会いたいと言っていただいたり、息子がお休みしてしまった時に、悶々とするほどに見守っていただいていたなんて・・・なんて言ったらいいのか、とても感激して、読み進めていくうちに、涙目になってしまいました。本当に励みになります。ありがとうございました。
これからも遊びに来てくださいね。よろしくお願いします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ひかりさんへ

ひかりさん コメントありがとうございます。

何故かひかりさんのコメントが反映されなくて(涙)返信で内容を反映させていただきます。
このような形になり申し訳ありません。

随分と長い間、放置してあったブログですが読んでいただき、ありがとうございます。
息子はすでに社会人となり元気に過ごしています。親子関係もいい感じになっています。

もうすぐ登校刺激なんですね。
私もその日を迎えるまでは落ち着かない日々でしたが、あの日があって今があると思っています。
きっとその日がお子さんの人生を変える記念すべき日になると思います。

不安で押しつぶされそうになる時もあると思いますが、親が不安を感じすぎるとその不安がお子さんに伝染して余計に不安にさせてしまうので、お子さんは絶対に大丈夫!と信じ、登校する日をイメージして先生方に付いて行ってくださいね!応援しています!


> ティかさん初めまして。
> ブログ読ませていただきました。今もお元気でいらっしゃいますか。
> 私も今、エンカレッジさんに支援をお願いしていて、登校刺激を控えております。とても不安で不安で同じ体験をした方のブログを読みあさっておりました。このようなブログを書いていただいてありがとうございます。
Secret

プロフィール

ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

ランキングに参加しています

 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ

カテゴリ

検索フォーム

コメント

openclose

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

リンク

私の本棚~子育ての本

地球の名言


presented by 地球の名言

『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)

最新トラックバック

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

トータルアクセス数

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。