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登校刺激~息子が変わった日

いよいよ登校刺激の日を迎えました。

初めて、エンカレッジ代表の上野先生がコーチングに入られる日です。
訪問のN先生、メンタルフレンドのNさんも一緒に待ち合わせです。

駅まで皆様をお迎えに行き、まずはファミレスに直行です。,

「今日は刺される覚悟できました」と上野先生。
「え!?(心の声ですよ)」
ということは、息子が暴れるかもしれないということ??
確かに。私に包丁を突きつけ 「殺す」・・・なんて修羅場もありましたので・・・
登校刺激でどのようなことが行われるか、その時点で分かっていなかった私は
いったい・・・登校刺激って??これから繰り広げられるだろうことに思いを馳せ、
おもわず固唾を飲んだのでした。

登校刺激では、学校へ行きたいという気持ちを引き出すことが目的ですが、同時に
家族療法で見えてきた問題のある点を指導していただきます。
その内容の確認や、部屋に入った時の息子の反応なども想定して、打合せします。
それがひと通り終わり・・・

「よし。じゃあ、行くとするか・・・」
意を決して立ち上がられた先生とともに、私はファミレスを出ます。
訪問のN先生とNさんはそのまま待機です。
息子が登校の意思を見せたら、姿を現し登校への道筋を示してくださるお役目。
もしかして、そのまま帰ってしまう・・・などということがないように祈るだけです。


家に到着しました。

玄関を入る時にはやはり緊張が走ります。
息子が逃げる可能性もあるので、そ~っと物音を立てずにリビングに入ります。
息子はダイニングテーブルでオンラインゲームに夢中。耳にはヘッドホン。
私達がリビングに入ったことさえ気づかない様子。
息子の顔はパソコンの画面で最初、よく見えませんでした。
静かに息子に歩み寄る先生。

「○○くん」
息子の目の前に突然現れた、見知らぬ人。
何だ、こいつ!というような視線を先生に送る。返事をしない。

これが先生に火をつけた!?(どこかで自ら燃えるご予定だったと思いますが・・・)

「○○!!」「△△!!」「××!!」
先生の迫力のある声に、椅子からころげおちるように床に座り込んだ息子。
完全降伏。

私は席を外すように言われたので、すぐ部屋から出て2階へ。
それからは静かになったり、たまに先生の大きな声が聞こえたり・・・
気になって、後半は廊下で聞き耳を立てていましたけれどね。
あとで先生にお聞きしたら、本当は全部聞いていてよかったようです。

40分ほど経過した頃でしょうか・・・ピンポンと玄関のチャイムが鳴りました。
そこには、訪問のN先生とNさんのお姿。
その時に「息子は学校へ行くと言ったんだ!」と理解しました。


「本当は行かないといけないと思っていた。でも、休んでいるうちに行けなくなって
 しまった。どうしたらいいか分からなくなってしまった」 

息子はこう言ったそうです。

そして 「学校へ行きたい。。。」 とも。

そうだったんだ。。。やっぱり。。。私は息子の本心を初めて知りました。


登校の意思が確認できて、お兄さん達とバトンタッチです。
待機していたお兄さん達の出番があってよかった~
さっそく、お兄さん達と息子とで、登校に向けてのスケジュール決めに入りました。
その間、上野先生と私は2階で待機です。もちろんいろいろとお話を・・・

登校日がきまり、先生が呼ばれ下へ。まもなく私も呼ばれて下に行きます。
そこには、お兄さんたちと登校のスケジュールを詰めている息子の姿がありました。
息子は私の姿を見ると、スッと立ち上がり、私の前まで来て・・・

「今まで暴力をふるってごめんなさい」

上野先生、N先生、Nさん。。。皆が見守る中、息子は私に深々と頭を下げました。
息子の表情はこれまでと全然違っていました。


先生をお見送りする車の中・・・

「あんなにすんなり謝ったのは久しぶりに見ました。普通は促したりしないと言えない
ものです。なかなか、ああはいかないですよ。感動して涙が出そうでした。
本当にこの仕事をやっていてよかったです!」

先生がそうおっしゃってくれて・・・私にもこみ上げるものが・・・


先生が今までのことを謝らせますとおっしゃってはいました。
会話ノートでは、親を親とも思っていない言動が多かったので、まさかあそこまで素直
になって、すんなり謝ろうとは先生も予想されていなかったのではと思います。
刺されるどころか、こんないい結果を生んだのですから・・・

息子はわずか2秒で落ちたとのことです。
返事はすべて「わかりました」「そのとおりです」と素直に反応。そんなに早く落ちて
しまっていいのか・・・と逆に思ったぐらいだそうです。

最初に上下関係をきっちり作ることが大切だそうで、それが継続登校する上で非常に
重要になってきます。のちのち効いてきます。
その時は「先生、厳しい~何もそこまで・・」と思っても、何故、そうしなければならないか、
その意味が後になって分かります。私は、分かりすぎるくらい分かってしまいました。

親と子の関係でも、そうです。
継続登校する上で親がきちんと子供に言わなければならない場面もでてくるので
親子の立場が逆転していては、親の言う事を子供が聞いてくれません。
(我が家ではまだ不十分なのですが・・・)
きちんと謝らせるのも、親と子の上下関係をはっきりと認識させるものだと思います。

今では、、厳しく指導していただいてよかったと、とても感謝しています!


平成21年3月26日。この日を境に息子は変わりました。
止まってしまっていた息子の時間が動き始めました。


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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

登校刺激の事は、忘れられませんよね。
最近になって、『登校刺激』に対して、賛否両論があることを知りました。
しかし、我が家の息子には絶対必要なものだったと確信しています。
ティカさんの息子さんにも、必要な過程だったのかと・・・
上野先生の迫力のある声は、我が家でも、聞かせていただきました。
息子さんも、どこかで変わるきっかけを待っていたのかもしれませんね。
『ごめんなさい』の言葉とともに、動きだした時間。
一つの節目として忘れられない大切な日ですねv-354

ちゃろさんへ

登校刺激に賛否両論ですか?・・・否がどのような意見なのか私は分からないのですが、ちゃろさんと同じく、私も、あの日がなかったら、今の息子はなかったと思っています。息子はもう自ら動き出すことはできなくなっていただろうし、誰かの助けを求めていたことは確かです。それを親が出来たらいいのでしょうけれど・・・やはり第三者が望ましいと思っています。
ちゃろさんのところに上野先生がコーチングに入られたことは以前ブログで読ませていただきましたよ。藤本先生が少し息子さん寄りになってきたので・・・ここで一度・・・という感じでしたよね。逆にうちも、今後、藤本先生がここで一発v-42とコーチングに入られる可能性も無きにしも非ずですね。

こんにちは

はじめまして。
家の娘二人もエンカレッジにお世話になり7月に復学しました。
登校刺激の様子、思わず涙が出てしまいました。
息子さん変わるきっかけを待っていたのですね。
『登校刺激』子供にとっても大事な日ですが、親にとっても忘れられない大切な日ですね。
何より子供達の笑顔が、その証拠ですv-290

jumaさんへ

jumaさん、はじめまして。
そして、コメントありがとうございます。とても嬉しいですe-257
jumaさんの娘さんは7月に復学されたばかりなのですね。では、登校刺激もまだ昨日のことのように覚えていらっしゃるのでは?
本当にあの日がなかったら・・・と思えてなりません。息子は、誰かが助けてくれるのを待っていたんだということが分かりました。救ってあげることができて本当によかったです。
jumaさんの娘さんたちのように、子どもの笑顔が全てですね。何も説明がいらないぐらいです。
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プロフィール

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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