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不登校と暴力 ①

不登校は中学受験がきっかけとなりました。

勉強が進まないことへの叱責に、息子が激しく抵抗するようになり、
いさかいの翌日はたいがい学校をお休みしました。

親への当てつけだったように思います。

五月雨的にお休みするようになってしまったことが、
完全不登校へのハードルを下げてしまいました。

中学受験がもたらしたものは不登校だけじゃありません。
息子の抵抗がいつしか暴言・暴力となってあらわれるようになりました。

今回は、そのことを書いてみたいと思います。


暴言・暴力のきっかけなどは、以前に書きました。

過去記事(暴力のきっかけ)→3回の家出
過去記事(暴力の様子) →暴言・暴力


暴力が始まると、次も暴力。
一度、身体が覚えてしまうと後戻りできなくなるのですね。

それまでは親の押さえつけへの反発だったのが、そのうち、
些細なひと事でも、暴力が出るようになりました。
もう、言われた内容ではないのです。
声かけ全てが、親のさせよう感に結びついてしまっているようでした。

それまで親に管理され、押さえつけられていたことへの反発が一気に噴出し、
息子自身も感情のコントロールがきかなくなってしまったようでした。

親の制止、説得は息子をさらに逆上させるだけでしたので、
暴力がでても、息子にされるがままでした。
ただ、時間がたち自然と収まるのを待つことしかできませんでした。

息子の暴力をきっかけに、親は腫れものに触るようにしか息子と
接することができなくなりました。

完全に親と子の立場が逆転していました。
息子は暴力を行使することで、自分の地位を確保しました。
そうすることでしか自分を守れなかったのだと思います。

子どもは好きで暴力をふるうはずがありません。
暴力は親がさせている。
私はそう思っています。

理想を押し付けてくる親。
自分の気持ちを受け止めようとしない親。
指示、命令、提案、説教、正論・・・もううんざりなのです。

うちの息子は完全に自暴自棄になっていました。
包丁を持ち出し「死ぬ」「殺す」の世界です。

物の要求もありました。

「○○が欲しい」「○○を買って」「今すぐ、買ってきて」
その物全てが本当に欲しかったのではないと思います。
高価な物などは、親が買えないのをわかっていて、わざと言ってきたりします。
ただ、ただ、親を困らせたかったのだと思います。

本で読んだ話ですが・・・

次から次へと高価な物を要求してきたお子さん。
親に高額な出費をさせた時に、子どもは部屋にこもって泣いていたそうです。

「俺はこんなに我がままで悪い子だけど、それでも愛してくれるのか」

自分はどんどん悪い子になっていって、親が求める姿とかけ離れていく。
そういう意識がありながらも、自分の思いとは裏腹に悪態をついてしまう。
それでも自分を受け止めてほしい。

それが子どもの気持ちなんだと思います。



息子の暴力が出たとき、私も主人も息子の前で何回も泣きました。
それでも、容赦なく暴力は続きました。
私たちの涙をみたらさらに暴力が激しくなるようにもみえました。

子どもは親がオロオロ、メソメソする姿など見たくないはずです。
そんな姿は子どもにとってショックです。
自分が親をそうさせてしまったと自分を責める気持ちと、
どうしてそうなってしまうんだという腹立たしさ・・・
息子を混乱させ、余計に荒れさせてしまったのかもしれません。

親は親なのです。
親らしい姿を子どもにみせる必要があるのだと思います。

ある日、息子の暴力がでた時、
「もう、暴力をさせない!させるわけにはいかない!」と
息子を押さえつけ叫んだ日から、息子の暴力が下火になりました。


暴力に耐えて何も言わないでいるのではなく・・・
次から次へと要求を満たしてあげることでもなく・・・

子どもが言ってきたことを目を見て話を聴いてあげる。
気持ちに共感して受け止めてあげる。

ただ、それだけでいいのだと思います。
子どもはそれだけを求めているのだと思います。

何を言っても気持ちを否定されないと感じたら、
きっと心を開いてくれるはず。



暴言・暴力は、親へのアピール。
何かを求めているからこそのこと。

親に求めてくるうちは、子どもを救ってあげられると思います。






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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

NoTitle

重いテーマですが避けて通れない事だと思います。

暴力をふるう子供は暴力でしか表現する事が出来なくなってしまっているのではないかと思います。

好きで暴れる子供はいないと思います。

ウチの息子は暴力はありませんでしがいつ暴れだしてもおかしくないような気配はありました。

不登校になった頃、子供と向き合っていなかったと思います。

支援を受け先生方に指導して頂けた事で家庭環境を本来の形に戻す事が出来たと感じています。

一度崩れた親子関係を戻す難しさ、暴力の恐ろしさを再認識させて頂きました。

NoTitle

ティカさん、貴重な経験からの記事、ありがとうございます。
ティカさんにとって、書きにくい記事だったのではないでしょうか。
とても、勉強になります。

息子さんが悪いわけでなく、親御さんだけが悪いわけでもない。何かの組み合わせの結果なのかと感じます。

今も、この問題で苦しんでいる御家庭の参考になるのではないでしょうか。

ラムネさんへ

息子の暴力を経験して、子どもの暴力は親がさせているのだなとつくづく感じました。
すぐ暴力に至るわけではない。
子どもはギリギリまで耐えているわけで・・・それだけに一度、噴き出すと収拾がつかなくなる場合もあります。
ラムネさんの息子さんも気配はあったんですね。
不登校になるお子さんは暴力と背中あわせだと思います。
手前で家庭環境を取り戻せてよかったですね。

ちゃろさん

あの当時はもう息子が普通に戻るなとどは考えられませんでした。
当時の事を思い出すのは、今でも辛い私がいますが、忘れてはならないこととして
しっかり脳裏に刻んでおきたいと思います。

不登校の入り口で子どもの気持ちにそえず、暴力を招くケースが多いように思います。
学校へ行けない子どもと、その事実を受け入れられない親との気持ちのズレが大きくなり、いろんなことの歯車があわなくなるのでしょうか。

私が経験したこと、少しでも参考になってくれたらと思います。

NoTitle

過去記事を最初に読んだ時の衝撃は忘れられません。
気がついたら奥歯をかみしめ、涙を流している自分がいました。

長男が幼稚園の年少だったころ、二男の夜泣きに疲れ果て、長男のわがままに頭をはたいてしまったことがありました。
「子どもはほめて育てよう。頭と顔はなぐらない。怒ると叱るは違う。」を子育て目標として挙げていた私は落ち込み、友人に「頭をはたいてしまった…。」とうちあけました。
友人は「一度やるとくせになるよ。気を付けた方がいい。私は苦労した。」と言っていました。
とても優しくて、理知的な友人だったので、この言葉に驚くとともに、「くせになる。」の一言に衝撃を受けました。
我慢していたものが、ある意味「一線を越えてしまう」のかなと考えたりもしました。

我が家の次男は3年だったこともあり、親への暴力はなく特に夫に対しては小さくなって過ごしていましたが、不登校が長引くにつれ長男とのとっくみあいや、妹への意地悪がひどくなっていきました。
はけ口がそこしかなかったのだろうと、今もそのころのことをふと思い出し胸が痛くなります。

二男はやはり中学受験をするようです。
こちらは田舎なので、名門の中高一貫や国立の中学を除いてほとんどが定員割れです。いまだに公立志向の強い地方です。
今後次男がどんなことを言ってくるのかわかりませんが、二男の話をよく聞いて、見守ることに徹しようと思っています。

辛い経験を再び記事にしてくれてありがとう。ティカさん、

かのんさんへ

かのんさんも長男くん、はたいてしまったことがあるのですね。私も息子に手をあげています。それも何度か。私自身、親に叩かれたことなどないので、そんな自分にショックで…一線を越えてしまうのは恐ろしいです。息子が暴力ふるったのは親から学んだのでしょうね。最後は必ずツケが回ってくるのですね。

次男くん受験ですね。長男くんもそうですものね。次男くんは真面目でコツコツタイプだし何も心配ない感じがしますよ~頑張ってくださいね。
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プロフィール

ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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