2011.08.08(Mon)
中学受験の失敗
前回の記事にたくさんのコメントありがとうございました!
多分、今までで最高の数だったと思います。
私は沢山の方に支えられてここにいるのだなと実感できました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、私が経験したこと。私が思ったことをその時の自分の気持ちに
正直に向きあい綴っていきたいと思います。
このブログは、ダイレクトに入ってくださる方、他の方のブログから
飛んできてくださる方、エンカレッジのHPのブログ紹介から入ってきてくださる方。
あとは検索のキーワードから入ってきてくださる方もいます。
そのキーワードで毎日のようにあるのが「中学受験 小3」
きっとこの記事がヒットしていると思います。
↓
「小学校3年~中学受験の道へ」
きっと受験情報を求めて検索しているのでしょうから、私の記事は
「これじゃない」ってスルーされているかもしれません。
私自身がそうでした。
失敗することは考えていなかったし、まさか不登校を招くなどとは
夢にも思っていなかったです。
ただ、ただ、突っ走っていました。
あの当時のことを振り返ると、辛い思いが蘇ります。
今でも自分の記事を読んで、涙ぐんでしまうくらいですから・・・
不登校になりやすい問題の芽は幼少の頃よりあったと思います。
しかし、受験勉強が引き金になったことは間違いないです。
中学受験は親の受験とも言われています。
親の関わり方で、いくらでも結果が左右されるということです。
息子が最後に行っていた塾では、毎月、親の勉強会がありました。
子ども達が勉強する内容を前もって把握・予習するのです。
本来は子どもの問題であるはずの勉強に、親がどんどん引き込まれていきました。
主人は塾の教材はすべて目を通していました。
算数の難題などは、前もって解いておき、息子が解けなければ、
ヒントを与えたり、一緒に解いたりできるようにしておきました。
時には「よ~いドン!」で一緒に問題を解き、競争心を煽ったりも。
あの頃は生活すべてが受験一色。
息子に求めたのは、ただひたすら勉強することだけ。
鉛筆も主人が削ってあげていました。
削る時間がもったいないと。
実際にそうしてあげたという体験談を読んだからです。
それぐらいするのは親の務めだと言っていました。
机に向かってさえいればよしとされ、身の回りの世話は親がしてあげる。
自分でできることを親が奪っていました。
今、考えると恐ろしいです。
中学受験は精神的に自立していることが求められます。
目的を持ち、そのためには自分がどうしなければならないかが把握でき、
自ら勉強に取り組める子。
そういう子が合格を勝ち取ることの意味は大きいです。
ただ、やらされているだけではどこかに弊害が残るような気がします。
うちの息子も目標は明確になっていたし、やる気もみせていました。
しかし、親の期待に踊らされていただけのような気がします。
口で宣言するばかりで、目標にそった行動がとれていませんでした。
もし、私立に入ることができても、先送りになっていた問題が
いづれ不登校という形で表面化したような気がします。
勉強面を重視する学校を選んでいたので・・・
一時期、受験、受験と、その時期に身につけるべきものを
おろそかにしてしまったツケが今、まわってきています。
しつけも不十分。
そして、今、息子は少なからず無気力感の中にいます。
元気には遊んでいますけどね。
無気力になるのは、親にやらされてきたからだろうと上野先生に言われました。
自分で這い上がっていこうとする力が弱いのでしょうね。
受験勉強をしていた時ですが・・・
勉強が思うようにはかどらない息子にイライラして、つい叱りつけてしまう私がいました。
そんな自分に情けなくなってしまった時があります。
「ごめんね。お母さん、いつも叱ってばかりで・・・
こんなお母さん、いやでしょ?」って息子に言いました。
「ううん。そんなことない。もっと叱って」って。
私はその当時、勉強が進まない息子の姿しか目に映らなかったと思います。
笑顔で話しかけるなんてほとんどなかったかも・・・
いつも息子を追い立てて、管理して、どこか不満げな顔をしていたと思います。
それでも息子にとって母は私だけなのです。
叱られても、自分に向いてくれることにはかわりません。
息子は母が求める自分になろうと必死になっていたのだろうと思います。
勉強しないと認められないのだと。
なんて悲しい言葉を言わせてしまったのでしょうね。
うちは中学受験に失敗しました。
受験の前に失速、そして不登校。
息子の心にも深くダメージを与えてしまいました。
でも、あの失敗があってこそ息子に教えられました。
息子はサインを送っていたのに、いつまでも気づけない親だったから、
身体を張るより方法がなかったのですね。
もう、二度と息子に悲しい言葉を言わせないようにしなければ・・・
せっかく息子が気づかせてくれたのだから・・・
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私は沢山の方に支えられてここにいるのだなと実感できました。
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「これじゃない」ってスルーされているかもしれません。
私自身がそうでした。
失敗することは考えていなかったし、まさか不登校を招くなどとは
夢にも思っていなかったです。
ただ、ただ、突っ走っていました。
あの当時のことを振り返ると、辛い思いが蘇ります。
今でも自分の記事を読んで、涙ぐんでしまうくらいですから・・・
不登校になりやすい問題の芽は幼少の頃よりあったと思います。
しかし、受験勉強が引き金になったことは間違いないです。
中学受験は親の受験とも言われています。
親の関わり方で、いくらでも結果が左右されるということです。
息子が最後に行っていた塾では、毎月、親の勉強会がありました。
子ども達が勉強する内容を前もって把握・予習するのです。
本来は子どもの問題であるはずの勉強に、親がどんどん引き込まれていきました。
主人は塾の教材はすべて目を通していました。
算数の難題などは、前もって解いておき、息子が解けなければ、
ヒントを与えたり、一緒に解いたりできるようにしておきました。
時には「よ~いドン!」で一緒に問題を解き、競争心を煽ったりも。
あの頃は生活すべてが受験一色。
息子に求めたのは、ただひたすら勉強することだけ。
鉛筆も主人が削ってあげていました。
削る時間がもったいないと。
実際にそうしてあげたという体験談を読んだからです。
それぐらいするのは親の務めだと言っていました。
机に向かってさえいればよしとされ、身の回りの世話は親がしてあげる。
自分でできることを親が奪っていました。
今、考えると恐ろしいです。
中学受験は精神的に自立していることが求められます。
目的を持ち、そのためには自分がどうしなければならないかが把握でき、
自ら勉強に取り組める子。
そういう子が合格を勝ち取ることの意味は大きいです。
ただ、やらされているだけではどこかに弊害が残るような気がします。
うちの息子も目標は明確になっていたし、やる気もみせていました。
しかし、親の期待に踊らされていただけのような気がします。
口で宣言するばかりで、目標にそった行動がとれていませんでした。
もし、私立に入ることができても、先送りになっていた問題が
いづれ不登校という形で表面化したような気がします。
勉強面を重視する学校を選んでいたので・・・
一時期、受験、受験と、その時期に身につけるべきものを
おろそかにしてしまったツケが今、まわってきています。
しつけも不十分。
そして、今、息子は少なからず無気力感の中にいます。
元気には遊んでいますけどね。
無気力になるのは、親にやらされてきたからだろうと上野先生に言われました。
自分で這い上がっていこうとする力が弱いのでしょうね。
受験勉強をしていた時ですが・・・
勉強が思うようにはかどらない息子にイライラして、つい叱りつけてしまう私がいました。
そんな自分に情けなくなってしまった時があります。
「ごめんね。お母さん、いつも叱ってばかりで・・・
こんなお母さん、いやでしょ?」って息子に言いました。
「ううん。そんなことない。もっと叱って」って。
私はその当時、勉強が進まない息子の姿しか目に映らなかったと思います。
笑顔で話しかけるなんてほとんどなかったかも・・・
いつも息子を追い立てて、管理して、どこか不満げな顔をしていたと思います。
それでも息子にとって母は私だけなのです。
叱られても、自分に向いてくれることにはかわりません。
息子は母が求める自分になろうと必死になっていたのだろうと思います。
勉強しないと認められないのだと。
なんて悲しい言葉を言わせてしまったのでしょうね。
うちは中学受験に失敗しました。
受験の前に失速、そして不登校。
息子の心にも深くダメージを与えてしまいました。
でも、あの失敗があってこそ息子に教えられました。
息子はサインを送っていたのに、いつまでも気づけない親だったから、
身体を張るより方法がなかったのですね。
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