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家族療法がストップ

また、登校までの記事に戻ります。 (前回の記事→復学が延びた!?)
今日は復学支援機関で行われている家族療法の記事です。


当初の希望が叶わなかった復学の予定。

わがままで自己中心的な性格を修正すること。
子どもより下がってしまった親の地位を上げること。

それが、うちの息子や家庭に求められた主な改善点でした。
家族療法でその修正が出来なければ、復学の時期は見えてきません。
5年生のうちの復学がダメになったとはいえ、なんとか6年生の4月には・・・
それを目標に家族療法が始まりました。

その家族療法・・・なかなか大変でした。(過去形ではありませんが)

その中で 「子どもの遊びに付き合わない。。。」 というのがあります。

不登校だった息子は、暇をもてあましていました。
私は普段、息子と一緒に遊ぶことはあまりなかったのですが、退屈な息子は容赦なく、
「一緒に遊ぼう」 と言ってきます。
お友達も遊びに来ないわけですし、何をやってもすぐ飽きてしまいます。
母親しかかまってくれる人がいないわけです。
「遊んでほしい」 というのは当然ともいえる要求です。

しかし、学校に行っていない子どもの遊びにつきあって、家を居心地のよいものに
してしまうと、学校に向かう気持ちが起きません。
家が避難場所になっている息子に温室を与えてしまっては、どうしてそこから
出て行きたいと思うでしょう。

もともと甘えっ子ではありましたが、不登校になって、さらに甘えが強くなっていました。
すり寄ってきたり、抱きついてきたり、「そばにいて」とか・・・もう、それは、それは。
寝るときも添い寝しないと眠れず、私に抱きつくように寝ていました。
母親への依存を減らすためにも、「遊びにつきあわない」 必要がありました。

最初はこんな感じでした。

「お母さん、遊ぼう」
「今、ちょっと忙しい」 
「じゃあ、あとで遊んで」 ←こうなってしまいます。

この言い方ではスキがあるわけです。すぐつけ込まれてしまいます。
私はスキだらけでした。それを繰り返していました。

「お母さん、遊ぼう」
「お母さんは遊ばないよ」

こう、きっぱり言わなければならないのですが・・・

息子は引き下がらない。

息子が一番やりたかった遊びは 「戦いごっこ」 なのです。
ただ組んで戦うのでもいいのですが、そこは、工作好きの息子。
武器や鎧カブトやらを、新聞紙やダンボールで作り、それを使って戦いたいのです。
その相手を断わるものなら、武器を突きつけ、挑発してくる。
それでも相手をしないものなら、無抵抗の私に攻撃・・・

「これでもやらないのか!」
「ここまで断る理由はなんだ!」
「俺のことがそんなに嫌いなの?」
「こんなにお願いしているのにどうして遊んでくれないの?」
「どうして?どうして?どうして?・・・もう、生きていたくない。」

最後には涙を流しながら、訴える息子。

泣きたいのは私でした。


遊んでくれないのは、愛情がないからだと言います。
その思いを暴力をもって確かめようとしたこともありました。
遊んであげることが、けっして親の愛情ではありません。
なかなかそれをわかってもらえませんでした。

暴力が出ると、過去のことが思い出されます。 (過去記事→暴言、暴力)
多少の暴力が出ても、屈することなく、強い態度に出ていいとも言われましたが、
どうしても弱気になってしまい、親の地位もなかなか上がりませんでした。

家族療法を進めながら、支援の先生が、登校刺激のタイミングをはかって下さるのですが、
爆発させていては、登校刺激に入れないとのこと。
登校刺激は子どもにストレスがかかることでもありますので、生活が安定し、精神的にも
落ち着いた状態が望まれるとのことでした。
爆発させないギリギリのところで、本人に我慢を覚えさせ忍耐力をつける必要がありました。
徐々に成果は見えてきていたものの、家庭ではそのギリギリのところの判断が難しく、
時には爆発させてしまい、なかなか目指すレベルまで達することが出来ないでいました。

そしてついに・・・支援の上野先生から。

「本来なら家族療法で感情を抑えることを学んでほしいが、家族療法では限界に達して
いて、できることが少なくなってきている。家庭で忍耐力を養うのは無理そうです。
事実上、家族療法はストップということになります。
登校刺激で外部より刺激を与え、登校への道筋、光を見せたところで感情のコントロール
の訓練をしたほうがいいような気がします。」

家族療法のストップ宣言!?

先生にこんなことを言わせてしまうご家庭って他にあるのでしょうかね。

「訪問のお兄さん達との信頼関係を深めるために、もう少し時間がほしい。
登校刺激まではイライラさせないでどうにか耐えてください。」

それから約3週間、耐えに耐えました。


そうしてどうにか、登校刺激の時を迎えることができました。




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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

「一緒に遊んで」、うちは支援を受け始める1ヶ月程前がピークでした。
どんどん遊びが幼くなって行き、おままごとを1歳の妹と3人でやるようになった時には、ゾッとする恐ろしさを感じたことを覚えています。
支援を受ける頃には、遊んでと言わなくなっていましたが、「つけこむスキ」はいろいろな場面で添削が入りましたよ。
そういうところから、我が家もティカさんのところも、子ども上位にさせて行く結果になっていたんですよね。
家庭療法から登校刺激へという流れを逆転させなければならない状況だったのですね。
3週間耐えるというのもなかなか大変だったことでしょうが、登校刺激で前進出来る日を思い描きながら頑張られたのでしょうね。

ふらわぁさんへ

ふらわぁさんの娘さんが不登校だったときに、1才の妹さんがいたのですか?別の大変さを想像してしまいました。一緒におままごとですか~本来はクラスのお友達と遊ぶのが、本当の姿ですものね。
うちも5年生になって、なぜ、戦いごっこ?と思いましたものね。
うちは初動が間違っていましたね。家にいて誰とも遊べないのはかわいそうだと思って「遊ぼうか」って私から言ってしまいましたから。支援を受ける前には、それが間違いだったと気づきましたが、時すでに遅し。遊んであげて優しくしてあげて、居心地をよくしてあげたせいで、不登校を本格的なものにしてしまいました。幼児退行や、子ども上位にもなるわけです。一度、受け入れてしまっているのに、今後は拒否ですからね。息子も混乱するだろうし、納得も出来ないだろうし、その修正は本当に大変でした。
「つけこもスキ」はうちも遊びだけじゃなく、いろんなところに登場していましたね。本当にそれも親が上位になりにくい原因ですよね。

「子供と遊ばない」これは、小学生ならではの不登校中の悩みですね。
我が家は、遊んでと言うことはなかったのですが、今回のティカさんの記事を読んで、小学生の不登校で同じように悩んでおられる方がたくさんいるのだろうなぁと考えさせられました。
年齢が小さいほど、子供の望みを受け入れることを勧める考え方もあり、迷われているかたの参考になったのではないかと思います。
思わず引き込まれるように、読ませていただきました。

ちゃろさんへ

確かに、「子どもと遊ばない」は小学生ならではですね。
中学に入ったら、さすがに親とは遊びませんよね。逆に部屋から出てこなくてコミュニュケーションが取れないという悩みが出てくるのでしょうか。
支援を受ける前ですが、別の支援機関の電話相談で、子どもとはたくさん遊んであげてください。と言われました。親は子どもに愛情を持っていても、子どもはそれを感じていない場合があるので、遊んで愛情を示してあげてください。というものでした。心の安定や親子関係を優先する考えなのかもしれません。それを取り入れていたら・・・どうなっていたか分かりませんが、うちの息子の遊びは、戦いごっこ、ゲームですから、結局、母親の私はあまり相手が出来なかったと思います。それに、愛情を示すには、子どもの話を聞いてあげることが一番なのではないかと思っています。
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Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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