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どうにもならない存在

息子にはどうにもならない存在がいます。

それは認知症である私の母です。

息子が生まれた時、すでに母は認知症でした。
1歳の時に同居して以来、ずっと母と一緒に生活してきました。

母の言うこと、やることに混乱し、怒ったり泣いたりすることもありましたが、
しだいに母は病気なんだからと理解を示せるようになってきていました。


しかし、息子が不登校になり、母への態度が一変しました。

息子の暴力が始まり、全てを拒否した息子に対し、親は息子に対して何も言えなくなりました。
腫れものに触るような生活しかできなくなりました。

そんな中、状況がわからない母の何気ない言葉・・・
母の言動に敏感に反応し、母と険悪なムードになってしまうことが度々ありました。

息子は不登校になり昼夜逆転になっていました。

リビングで夜中にゲームをしている息子と隣の和室で寝ている母。
母が息子に気付き、言葉をかけると息子は苛立ち、母と喧嘩になります。
興奮した母が夜中の3時に家を飛び出してしまったこともありました。

その当時は、被害妄想がひどく、限りなくネガティブマインドであった息子です。
以前のように、母の言葉を受け流すということができなくなっていました。


その後、復学支援をお願いすることになりました。

子どもの自立を促すために、子ども自身が自然と変化していけるよう親の対応を学び始めました。
これは夫婦間,家族間で考えをひとつに頑張ることが望ましいです。

しかし、息子が不登校であることも理解していない母は、依然、母のままです。
息子を刺激することも平気で言います。

「家族療法」を進めていこうにも、母が足を引っ張ってしまっていると感じてしまうことはありました。

主人は「母がいたのでは、息子がよくならない。母を施設に入居させたほうがいいのでは?」と言い始めました。

でも、私は母を施設に入れることはできませんでした。
息子に影響を及ぼすからといって、息子から遠ざるのは違うのではないかという想いもありました。

以前のように、母の言葉を適当に流せる息子に戻ってくれる日がくる。
そう信じたかったのです。



息子が復学して1年4カ月が過ぎました。

もう、母の言葉を真に受けて興奮するという息子の姿はありません。
「また何か言ってる」と母と少し距離を置くことができるようになりました。

また、元の息子に戻ってくれました。

もちろん「家族療法」により、被害妄想がひどかった息子にかなり柔軟性が備わってきたことは大きいです。


母はいまだに息子にとって、どうにもならない存在です。

母はもう会話が成立せず、理由もなく興奮したり怒ったり・・・
もう誰もどうすることもできない状態です。

息子が母と生活する上で、嫌な思いをすることは避けられません。

嫌だからといって逃げることもできません。
相手が変わらないのですから、自分が変わるしかない。
その中でどうやっていくかを考えるしかありません。

息子が母とうまく日々を過ごせること。


それが今の継続登校にも繋がっていると思っています。



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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

ティカさん♪

こんにちはv-410
夏休みもあとわずか・・・だね。
どうですか?

我が家は宿題ラストスパートかけてますv-30v-30v-30

息子くんとお母様の関係。
不登校中は大変だったとのことですが、今となってはとてもいい心の成長につながりましたね。
世の中に出れば自分と会わない人は山ほどいるし
適当に付き合わなければならない事もある。

それをいまから家庭の中で経験して成長していくんですね。

息子くんとお母様の間に入られるティカさんが1番大変と思います。
いつもいつも頭が下がります。

お母さんと息子くんの関係
もう理屈ではなく、日々葛藤して葛藤してそして今受け入れて
きてるんだろうね。
でも、やっぱりそれはティカさんの日々の背中を見ているからじゃないかな~と感じます。

本当に頭が下がります。
そして私の背中って・・?って意識した今日の記事でした^^;
さあ、私もエンジン始動するかな~^^

お母様と息子君、そしてご主人とお母様。ティカさんは間に入られて本当に大変だと思います。

うちは夫の両親とは同じマンションに住んでいるのです。
だから、子どもたちも毎日のように遊びに行っていて、以前、そして最近も義母のいろいろチェックが入るようになりました。

夫から義母の発言を聞いて『むっか~v-42』ときちゃうことも多い私なのですが、(修行が足りない私ですv-31)子どもたちは適当に受け流しているようです。私が『むっか~』と来るのに気づいて、余分なことは言わないようにしているのかもv-12
私が時々(しょっちゅう?)グチるので、長男は「まあ、おばあちゃんはああいうこと言いたいんだよ」などと、私よりよっぽど大人の発言をしていて。
ちょっと頼もしく見えたりしました。

復学して、もとの息子君に戻ってくれたとのこと、ティカさんが、一生懸命お母様のお世話をしている姿は必ず、息子君の心に留まると思いますよv-22

先日、私の母の退院の時に、子どもたちを連れて迎えに行きましたが、荷物を持つ長男や、車のドアを開け閉めしてくれた次男、車いすを押す娘をうれしく思いました。

お母様が外に出ていきそうなときに、玄関の様子を気にしてくれる息子君のことを思い出した私です。

いろんなことが、子どもたちもふくめ、私たち家族を成長させてくれていることを実感しました。

夏休みもあと少し。
体調に気をつけてねv-238

ciquciquさんへ

息子くん、宿題ラストスパートかかっていますか~?
我が息子は、夜になると少しだけ進めていますが、追い付くのかい??って言いたくなるペースです。最後の日にまた深夜までやればいいと思ってないだろうね~なんだか怖いですv-12

不登校中の母と息子の関係・・・本当にどうなってしまうのだろうと思ったこともありましたが、家族は家族ですものね。今、息子は普通ではないんだ。また元の息子に戻ったら母との関係も戻るんだって信じていました。その当時は荒治療になってしまったかもしれませんが、その分、息子も成長できたのかなと思います。今、学校に行けていることが答えですねv-222


jumaさんへ

そう、そう。もう理屈ではないのです。
家族の一員がそうなのだし、それはもう運命なのですよね。
それまでの葛藤があったとしても、その葛藤の分、諦めもつくのかなと思います。
「もう仕方がない」と最後に思えればいいのですものねi-236

私の背中を見ているかどうか・・・まあ、認知症との接し方は学んでいるでしょうけどね。
私が認知症になった時に役立ってくれれば・・・なんてねi-229
きっとjumaさんちの娘ちゃんたちも、jumaさんの背中を見てますよ~
自分の行動が最後は自分に返ってくるのでしょうね。そう思うと気が引き締まりますねi-228

かのんさんへ

息子と母のこともありましたが、やはり、主人のあの時の言葉は堪えましたねv-390
主人は、息子と母のバトルを横で見ているのが耐えられなかったようです。本当にこのままではよくなるものもおかしくなっていってしまうと、母を離すことしか考えていないようでした。でも、すでに支援も受けていたし、息子がよくなるのを待ちたいという気持ちがあり、実際に待ってよかったと思っていますv-438

かのんさんもお義母さまとスープの冷めない距離にいるわけですから、やはりいろいろとありますよね。綺麗ごとではすみませんものね。でも、お子さんたちは、自然と受け流す術を得ているんですね。そして、なによりも高齢者と接する機会があればあるほど、お年寄りへのいたわりの心も育つのですよね。息子くんたちをみていると、ちゃんと、かのんさんがご両親を介護されている姿をみているのだなと感じます。大変なことは家族皆が成長できる機会を与えてもらっているんですね。これからもお互いに頑張りましょうねv-290



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ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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