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山はどこまで・・・

ひと山越えたはずだったのですけれど・・・
いったい山はどこまで続くのでしょうか。

今週、代休明けの火、水とまた2日続けてお休みしてしまいました。

上野先生、入ってくださいました。
以前、復学日前日から入っていただいていたI先生と一緒に。

やはり息子、朝の問題だけのようです。
体調万全でなければ、なかなか起きられない。
どうしても気持ちが負けてしまう。
「起きます」と先生に宣言する自信もなくなっているようです。

しゃくり上げる声も聞こえてきました。

息子、もう火曜日には先生が来るのではと思っていたそうです。
水曜日は確実だと・・・覚悟していたようです。

それでも動けない。
息子自身が一番、悩んでいるのかもしれません。


先生も心配してくださっていた勉強面。
上野先生、英語をすこし見てくださいました。

Iam くらいしか読めない。
過去形、現在進行形・・・何もわからない・・・
「ひどい。ひどすぎます」というお言葉(汗)

勉強面の意識付けをしてくださって、I先生に繋いでくださる。

息子、I先生のこと、思い出せなかったようで・・・
あんなに盛り上がってお話していたのにな~
そういうものですかね。

I先生、これから家庭教師役、メンタル面のフォロー役として
しばらく入ってくださる予定です。

どこかで専任の家庭教師に繋ぐかもしれません。並行して入る可能性も。
今後の経過をみての判断でしょうか。

今回、提出物を仕上げてくださり、久々に息子の漢字まじりの
丁寧な字を見ました。感謝、感激!


今後、勉強面のフォローをしてもらえることに息子は・・・

「よかったと思う」って。

「でも、タダなの?」と聞かれて、焦りまくりましたが・・・

勉強を捨てたと言ってはいたけれど、どこかで気にはしていた息子。
誰かの助けを求めていたのかもしれません。

勉強面で少し自信を取り戻し、登校にもいい影響がでてきてくれればと思います。



まずは朝をクリアしなければならない息子。

これから毎朝、上野先生が電話を入れてくださることになりました。

ほんとに、ほんとにお忙しいところ申し訳ないです。
ご面倒ばかりおかけしています。

いつ恩返しができるでしょうか。。。



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悲しい対応

先日読んだ本にこのような記述が・・・

ポジティブ思考は必要なことだが、人間、いつもがんばったり、前向きにばかり
考えられるものではない。にもかかわらず、落ち込み気分や不快感、不安などの
ネガティブな気持ちや考えがわき出そうになると、無理やりポジティブなほうに
持っていこうとするくせがついてしまったように思う。


うわぁ、これ私のことかも・・・と思いました。

「そんな弱虫じゃいけない」と自分を叱咤激励したり、無理やり「がんばろう!」
と思ってみたり、ネガティブな気持ちを一時棚上げして、「ハワイへ行って遊んで
こよう」「飲みに行ってぱっと騒ごう」で紛らわそうとする。


そうそう。ますます私・・・

自分の不快感や不安感についてじっくり考えたり、しっかり落ち込んだり、
めげてみたりということがなくなってしまった。・・・(中略)人間のなかに
わき起こるのが当然であるネガティブな気持ちを、感じてはいけないもの、
感じる前に消し去ってしまうべきという扱いをしている。


つまりは・・・

子どもが自分の感情をもてあまし、どう扱っていいのかわからなくなっている
背景には、大人自身が自分の感情を無理やり抑制したり、気持ちの扱いに不慣れ
だったりすることが考えられる。


この項のタイトルが【感情をあとまわしにしてきた大人たち】というもの。

気を紛らわすということは、ネガティブな感情に正面から向きあおうとせず、
あとまわしにしてしまおうとすることなのか・・・


私はかなりの楽天家なのです。
もちろん落ち込むときはあります。
しかし、落ち込んでも立ち直りが早いです。
自分なりの気持ちの切り替え方が身についているといった感じでしょうか。

自分ではそれが長所以外なにものでもないと捉えていたので、この本を読んで、
ちょっとショックを受けました。
ましてや、子どもの感情面にも影響ありだとは・・・


先日、息子が行き渋りになり、上野先生がコーチングにいらしてくれた時に
言われたことがあります。

「家の中がまったく普通すぎる。これじゃ(親の悲しい気持ちが)子どもに伝わらない。
1日~2日、泣いて寝込んでください。そのくらいしないとダメ」

上野先生、2回いらしてますが、2回とも同じことを言われてしまいました。
2回目はかなり呆れていたような(汗)

その前にこの本を読んだので、あ~このことなんだな~と思いました。
私の感情を抑える部分が、裏目に出ちゃっているんですね。

主人が以前「あまりお母さんが心配するようなことはするな」と息子に
言ったことがあったのですが、「お母さんは心配していない」って返されました。

私は心配していたのですが、息子はそう感じてはいなかった。
これが実情ですね。

私って悲しくても笑えちゃったりするんです。
笑って悲しい気持ちを吹き飛ばしたいっていうのもありますが、
あんまりしんみりしていると、そっちに気持ちが引っ張られてしまうので、
敢えて笑おうと努めたりもします。

それはそれでいいことだと思います。
それがストレスを最小限にする私なりの方法なのですから・・・

しかし、息子が行き渋りでこのまま休み続けるのでは?という不安定な
時期に、私が心配してしる。悲しんでいる感情が全然伝わっていないと、
学校をお休みしてもよいととられてしまう可能性がありますね。


悲しいときは悲しい対応・・・

まずは自分の気持ちに素直になってみよう。





私が読んだ本はこちらです。
よろしかったら読んでみてください!

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感じない子ども こころを扱えない大人 (集英社新書)感じない子ども こころを扱えない大人 (集英社新書)
(2001/07/17)
袰岩 奈々

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無事、始動!

皆さま、ご心配おかけしております。

今日、息子は学校へ向かいました。

昨日、上野先生に再び入っていただきました。

ほんとにほんとに危なかったです。
今週また月からずっとお休みしていました。

顧問の先生に「やることを見つけることがやりたいことです」と
言いにいけば終わりなのに、それが出来ないままでした。

朝は起きるつもりでいるのに
その時間になったら起きれなくなってしまいます。

昨日は、朝起きて朝食を摂り、着替えて、準備して・・・あとは出るだけ。
でも、出る時間を迎えると、動きが止まってしまいます。

窓を開けて外を眺め、深呼吸・・・そしてトイレへ。
30分以上出てきませんでした。

その後、部屋に閉じこもってしまいました。


上野先生を駅までお迎えに・・・

息子には声をかけないで出て行きました。
その日、学校に行かなければ上野先生が来ることは伝えています。

部屋に閉じこもっていたはずの息子。
車のエンジン音で察したのでしょうね。
上野先生が玄関に入った瞬間、リビングからでてきて軽くおじぎをしました。
観念していました。

そして息子の部屋でのコーチング。

時折、先生の厳しい言葉。
そして、息子の泣き声も・・・

コーチングが終わり、息子はまた上野先生を玄関まで見送りました。
「ありがとうございました!」と、しっかりとした声で。


「行きずらくなってしまった」
「顧問の顔を見たくなかった」と言ったそうです。

しっかりと上野先生に背中を押していただきました。


私が上野先生を駅までお送りし、家に戻ると
息子、やけにすっきりとした明るい表情になっていました。

そして、今日は5時に起き、何も問題なく出て行きました。
帰ってきてからも、やけに明るく、お友達も遊びにきていました。

顧問の先生に、辞めると言って認めてもらえたそうです。
何を言って、どんな言葉が返ってきたかは教えてくれませんでしたが・・・
(ほんとに言ったよね??前回のことがあるので・・・汗)


また、また上野先生に助けていただきました。
上野先生がいらっしゃらなかったら、どうなっていたことか・・・

先生、ありがとうございました!


どうにか、ひと波超えた息子・・・

このまま止まりませんように・・・



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もうひと波きました・・・

ひと波こえて、落ち着いたかと思ったら、すぐ次の波がきてしまいました。

今週、月、火、水と3日続けてお休みです(涙)

月曜は、着替えて順調かと思いきや、急に吐いてしまいそのままダウン。

昨日は「行かない」今朝は「起きない」だけ言ってあとはダンマリです。

私も相当、落ちました。


昨日、息子といろいろと話をすると、部活のことがネックのようでした。
辞めたいのだけど言いだせない・・・それが大きかったようです。

息子も気持ちを吐き出し、明るい表情で明日は90%行けると言っていましたが、
朝になると行けませんでした。



今回、上野先生に助けていただきました。

いよいよ訪問です。

今までは、朝、電話して息子が動かなければ訪問・・・という流れになっていたのですが、
どうもうまく逃げられてしまうので、この3日間、電話なし予告なしでした。

息子、逃げられない状態でキャッチされました。



最寄りの駅で、上野先生のお優しい笑顔を見た瞬間に・・・

ぐ~っと込み上げてくるものが・・・泣くの早すぎです(汗)

でも、とても救われた気持ちになったのです。
まだ、その時点ではこれから・・・だったのですが。
よっぽど、目一杯だったみたいです・・・私。
昨日もあまり寝ていないしね。


そして、先生、息子に会ってくださいました。

息子、最初はちょっと睨みつけるような視線だったようですが、
最後には素直になり、厳しい言葉もありがたいと受け止めているような感じにみえたとか。

先生がお帰りになる時、息子は、自ら玄関先まで来て
「ありがとうございました」とはっきりした口調で言い頭を下げました。

部活は辞めることになりました。
明日、顧問の先生に言うそうです。

他にも問題があるとも言っていたのですが・・・
それはやはり、やる気が起きないだらけ心のようでした。
先生がこの先のことを見据えた話をしてくださり、心を引き締めてくれたようです。




息子があとで私に言いました。

「あの人(上野先生)は厳しいけれど、理不尽なことは一切言わない。
 とってもいい人だと思う。前からそう思っていた」

先生を受け入れることができたからこそ、先生の言葉も響いたのだと思いました。

本当に、先生には、感謝!感謝!です。


息子はどこかすっきりとしています。

きっとまた動きだしてくれると信じています。

親としても再スタートですね。





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金髪・ピアスの子

前々回の「皆が模索中・・・」という記事の中で、
髪の毛の先を金髪に染めピアスをした同級生の女の子のことを書きました。

友達にあまり好ましくないニックネームをつけられ、男の子たちに連呼され、
泣いて抵抗したら、皆、止めたそうですが、ひとりの男の子が言い続けたらしい。
その場でリストカットしようとし、翌日から完全不登校になっていました。

最後まで言い続けた男の子、小学生の時にその女の子からいじめを受けていたらしいです。

不登校中に髪を染め、ピアスをし、最初は家から出れなかったそうですが、
そのうち夕方に遊びに出るようになったそうです。


その女の子とは同じ幼稚園でしたが、小学校は別。
中学でまた一緒になりましたが、同じクラスにはなったことは一度もありません。
ただピアノ教室が一緒でしたので、お母さんとは面識があり、会えばひと言、ふた言
挨拶はしていました。

その女の子のことが気になり、お話を聞きたい、なにか力になることが
できればとも思っていたのですが、立ち入った話をする仲でもないし、
かといって間に入って話をしてくれる人もなしで、せめて、そのお母さんと
どこかでばったり会えたらなと思っていました。

そして、ついにそのお母さんとお話することができました。
実は電話番号を調べて、私から電話をしたのです。

2年の始業式に出て、その翌日からまた来なくなったと聞いたので、
「新学期から登校する」というそれまでの望みが断たれ、かなり親も
まいっているのでは?と、心がそこから離れなくなってしまいました。

うちの息子も不登校になり、復学支援を受け復学できたこと。
実際に支援を考えるかどうかは別として、そういう支援があるということ。
ひとつの情報として知ってもらえるだけでもいいと思いました。

「親が変われば子どもに変化があらわれる」
家庭教育面でも参考にしてもらえるものがあればいいなという気持ちも・・・


お話によると・・・

始業式のあと、少し休んだけれど、その後、たまに出席できているとのこと。
もう何を言ってもダメだから本人に任せていると。

聞けたのはそれぐらいでした。
あまり詳しくは話したくないのだなと察しました。

私と彼女との間に信頼関係があるわけではないので無理もないのでしょうけどね。

少しは行けているそうなので、それを聞けただけよかったです。

うちの息子が不登校だったということは誰かに聞いて知っていたようです。
その流れから、復学支援機関でお世話になったことも話したのですが、
それについて聞いてくることはありませんでした。

「もし何かあったら連絡するよ」と言ってきて、話が発展することなく終わりました。

少しは行けるようになったので、今はそれに望みを繋いでいるのかもしれません。
五月雨状態で、気が向けば登校・・・らしいので、まだまだ予断を許さない
状況には変わりはないと思います。

今後、状況しだいでは、ふと私を思いだし、話を聞いてみようと思ってくれる時が
くるかもしれませんね。
情報は求めている時でないと受け入れられないと思うので、必要であれば
いつでも求めてもらえるよう、発信先を知らせることができただけでも
よかったなと思っています。

約10カ月後に娘さん自ら動けたことは凄いです。
その娘さんの今後を遠くで見守ってあげたいです。



そのお母さんに電話する前に、もし娘さんが家にいるようなら、
どこか外に呼び出そうか、どんな話を聞いてもらおうか・・・といろいろ考えていました。

支援機関のHPを印刷して持っていこうか・・・
支援の先生方が書かれた本を読んでもらいたいな・・・とか。

実は私、本の中にたくさん印つけちゃうので、貸すのはちょっと恥ずかしい。
他の方に読んでいただくようにもう1冊買っちゃおうかな~とか思ってしまいました。

ブログのサイドバーで先生方の本を紹介していますが、
最近、発行された水野先生のこの本も追加しましたよ~
是非、ご一読くださいね。
こちらの本にもたくさん印をつけましたよ

ころばぬ先の家庭教育―長期不登校になる前に学んでおきたい親の対応法 中学生編ころばぬ先の家庭教育―長期不登校になる前に学んでおきたい親の対応法 中学生編
(2011/04)
水野 達朗

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こちらに相談してみてはいかがですか?
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一般社団法人家庭教育推進協会


不登校解決にはいろんな道があると思います。

復学支援というのもひとつの道です。




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ティカ

Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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