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「私を信じないでください」

こんなタイトルで、え??って思うかな。

実は、先日、『家庭教育講座』にでかけたのです。


そこで講師の方に最初に言われた言葉が・・・「私を信じないでください」

あと「メモもとらないでください」とも。

メモをとろうとスタンバイOKだった私は、手のやり場に困りました(笑)


今は情報が溢れている。
あれがいいのでは?これもやってみよう・・・と、親がブレるのが一番よくない。
親が揺るがなければ、子どもは安定する。

今日の話で頭に残らなかったことは忘れていい。
家に帰って頭に残っていたことだけ、参考にしてほしい。

そんな出だしに、「なるほど~そういうことね」と納得しました。


講師は菅原裕子先生。

「子どもの心のコーチング」など著書が多数あります。

私も家庭教育を学ぶ上で、先生の本を参考にさせていただいています。

息子が学校から貰ってきたプリントで(この時ばかりはプリントを目にできた)
菅原先生の講演会があると知り、学区外ではありましたが、
「これは行かねば」と、即、その場で申込みを済ませました。



親の役目は子どもを『自立』させること。

いつまでたっても、子どもができることに手を貸す『保護者』のままの親がいる。
子どもは、自立していこうという生物。
しかし、親がそれを妨げてしまっている。
親は『保護者』から『親』に変わっていかなければならない。

親が子どもの自立を妨げることで、自己解決能力が備わらず、学校で起きたことを
うまく自分で解決できずに、家に避難してしまう。それが不登校という問題も引き起こしている。
・・・なんて心がチクッとするお話も・・・


子どもの役と親の役になっての、ロールプレイングもありました。
問題が起きた時に親がどういう言葉がけをするのか。
親の言葉を子どもの立場で聞いてみて、どう感じるのか。

自分の言葉が、指示・命令・脅迫・ごまかし・・・と指摘され、皆さん苦笑。

最初はオウム返しで子どもの言葉を一旦、返してあげることが、
反発を生まず、その後の子どもの言葉を引き出せると学びました。

問題が起きた時こそ、ピンチをチャンスに変えられるのだとか。
間違っても、チャンスをピンチに変えてしまってはいけませんね(汗)

子どもをなんとかしようとするのではなく、まず自分をなんとかすること。
親が幸せに生きていれば、子どもはそうやって生きていけばいいのだと学び、
自然と自立していくものだと。

「親が変われば子どもも変わる」

私が日頃、勉強し実践していることを、たくさん再確認させていただきました。

こういったお話を聞くと、もっと早くから実践したかったとつくづく思うのですが、
思春期は最後のチャンス!まだ頑張れます!
という先生の励ましの言葉に、プラスのパワーいただいて帰ってきました。




そして、いただいちゃいました~

DSCF1982.jpg


実は、もう最初からサインお願いするつもりで、
家にあった先生の著書とサインペンまで用意して会場へ。へへ


講演後、先生の元へ・・・
「今日は、お会いしたくて来ました」なんて言っちゃって・・・
先生、ニコヤカにサインしてくださいました。


また、明日から頑張るぞ!! (←明日から?すみません。ダイエットの癖が





サインをいただいた本 ↓


子どもの心のコーチング―ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと子どもの心のコーチング―ハートフルコミュニケーション 親にできる66のこと
(2003/06)
菅原 裕子

商品詳細を見る


他には「10代の子どもの心のコーチング」も読んでいます。

主人は「お父さんのための子どもの心のコーチング」を読んでいるそうですよ。




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ジャンル : 学校・教育

「立川家庭教育を考える親の会」の講演会に参加して・・・

昨日、「立川家庭教育を考える親の会」主催の講演会に参加してきました。

『子どもを伸ばすハッピーコミュニケーション術』

という子育てが楽しくなるための家庭教育講座。
講師はペアレンツキャンプ代表の水野先生です。

お話をお聞きした時、行きた~い。でも、これって立川市民のための
講演会よね?いいのかな~って一瞬、躊躇してしまった私です。
でも、kyunさんが「是非!」って言ってくださったので、お言葉に甘えて
即、申し込みしてしまいました(汗)

会場につくとすでにほとんど席が埋まっていました。
定員50名でしたが、少しオーバーしたとか?
大盛況でした。

私は一番後の左端に陣取り(端が好き)皆さまの様子を伺いながら(怖い?)
講演会が始まるのを待っていました。

そこに水野先生が入ってこられました。
ちょっと以前と違うイメージが・・・メガネを換えられた?
お若くなったかもね・・・なんてお隣のふらわぁさんとお話していました。


講演会の様子・・・ちらっとご報告。
どこまでお伝えしてのいいのだろう・・・ちょっとドキドキ。

まずは、ハッピーな子育てコミュニケーションとは

家族療法の話、会話テクニックの話。

親が会話の主導権を握るのではなく、子どもからの発信を増やす。
共感的に聴いてあげる。
不足不満を直接的にぶつけず、アイメッセージで親の気持ちを伝える。
親がいなくても子どもが自立して生きていけるのが家庭教育の目標。

子どもが一生懸命、モンハンの話をしたきた場合。モンハンの話なんか
どうでもいいと思っても、それに喜んでいる子どもがかわいいと思って話を
聴いてあげましょう・・・なんていうお話もありましたよ。


次は、リフレーミング

事実はひとつだが、見方をかえれば、ネガティブにもポジティブにも見える。
ネガティブにとらえてしまっては、親がストレスを抱えて子どもへの対応にも
影響がでる。やはりポジティブな見方ができたほうがいいですよね。

具体例として・・・テスト前に勉強しない。

先生が考えたポジティブな見方がすごかった。

「子どもは自分を追い詰め、自分を試している」・・・ここで会場が沸く。
「3日前まではやらないと子どもが判断した」
「その結果を受けて子どもが変わってくれればいい」

視点を変えれば、どのようにも考えられるのですね。
いくらでも思考の転換はできるのだなと勉強になりました。


お次は、ラべリング

事象はそのままでも、ラベルを張り替えて、行動の意味を変えてみようというお話。

例えば、イヤな人のことを、ウザい!合わない!と思ってしまいがちですが、
自分を成長させてくれる人・・と考えてみてはどうか。

親は子どもができない事に、ネガティブなラベルを貼ってしまっている場合がある。
それは同世代の誰かと比較してしまっている。
例をあげてのお話には、皆、うん、うん。そして苦笑い。

例えば、なかなか友達に言いだせずに悩んでいる子どもに対し、
「あなたは優しいから相手の都合を考えて言えないのではないの?」と言ってあげることにより
子どもが、「そうなんだ」と少し前向きになれる。

親が思考の転換をすれば、子どもにも変化が生まれるのですね。


最後は、論理療法

親は子どもに対してイライラするのは「こうせねばならぬ」という間違った思い込みが多い。
論理療法では、なぜ自分は悩むのかを認知して、行動や感情を変えていくことを目指す。

「子どもが言うことを聞いてくれない」
「成績が悪いのに勉強しない」・・・etc

これらの親のイライラに対し、なぜイライラするのか、その間違った思い込みから
どう脱却していったらいいかのお話がありました。

「こうせねばならぬ」と思いこむと解決できず落ち込んだりもする。
自分の考えは自分で選ぶことができるというのが論理療法。
間違った思い込みを自分の中で整理して、自分自身で脱却する作業をしましょうということでした。


子育ては大変!
うまくできない自分を責めないこと。
こんな大変なことをしているのだからと認識して、まずは、自負しましょうと。
思考の転換というテクニックを使って、子育てをより楽しくしていきましょう!!

・・・・と、先生のまとめでした。

いろんなストレス、イライラそのままでは解決できないですものね。
そこから抜け出そうと努力をしなければ、いつまでも子育てが苦しいだけ。

どんな状況でも、思考の転換のテクニックを使えば、楽しい子育てを目指せるのだなと。
それがハッピーコミュニケーション術なのですね。


そして、先生のお話が終わった後は、子育て中のお母さんの体験談。
kyunさんとJUMPさんのお2人でした。

お子さんに問題が起きた当初の話。
そして家庭教育を学んで今はこう変化したというお話。
途中、ちょっと目がしらが熱くなる場面もあり・・・

親の対応をかえれば子どもはこうも変わっていくのだな・・・と実感しました。
私もですが、きっと、会場の多くの方が勇気づけれらたことと思います。


今回の講演会は、子育て中のお母さん達が立ちあげた「親の会」主催であること。
学んだ家庭教育で実際にお子さんに変化が生まれ、家庭教育を学ぶ大切さ、必要性、
それを広めていきたいという気持ち。
その恩送りの気持ちがまずは素晴らしいなと思いました。

kyunさん、JUMP さん達に、エールを送りたい気持ちで一杯になりました。
頑張ってくださいね!!


今回の講演会で私にとって嬉しいことが数々ありました。

まずは、水野先生とちょっとですがご挨拶できたこと。
息子のことを心配していただき恐縮です。

そして、なんと2年3カ月振りにN先生と再会。
講演会で私のすぐ後ろの椅子だけの席に若い男性が座っていたのは知っていたのですが、
それがN先生だったとは・・・(ペアレンツさんのN先生ね。協会の事務局長じゃなくてよ)
講演会終了後、たくさんお話させていただきました!

そして、私のブログを読んでいますよ。とHさんにお声もかけていただきました。
ブログやっていてよかったな~と思える瞬間です。
携帯の問題?が解決できるのをお待ちしています(笑)

そして、講演会の前には、mixiのお仲間、メッセージ交換している方・・・
など数名にランチのお誘いをさせていただき、ドキドキのオフ会。
初対面同士の方も多かったですが、それを感じさせないほどの盛り上がり。
三機関が集まり、いろんなお話させていただきました。

そして、そして・・・(いったい何回目だ?)
夜は、ワインをご馳走してあげるというエンカレッジの宴会部長の甘い言葉に
誘われて、数名で吉祥寺に移動。

吉祥寺の夜は長い・・・

電車で行けるところまで行き、最後はタクシーで午前さまの私でした(汗)


長くて有意義な一日・・・出会えた皆さまに感謝です。




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小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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