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金髪・ピアスの子・・・部活だけ参加しています

昨日、久しぶりに学校に出向きました。

中3ですから、進路や修学旅行の説明会があるんですね。

進路説明では、脇に嫌な汗が・・・
現実の世界にどっぷりと浸らせていただきました(汗)



今回はその話ではなく・・・

会場で、以前、記事にした不登校の女の子のお母さんに会いました。
久しぶりの再会です。


過去記事をリンクしておきますね。

→ 皆が模索中・・・

→ 金髪・ピアスの子

→ 林間説明会に参加して・・・金髪・ピアスの子・・・その後



中1の2学期にクラスの男子の心ない言葉をきっかけに不登校。
その後、2年生の始業式に復学しましたが、その後、数日出ただけでまた不登校。

その後のことが気になっていたのですが、お話聴くことができました。


当初、風の噂で私の耳に入ってきたのは・・・

金髪・ピアスで2年生の始業式に参加し、注意を受け・・・だったのですが、
金髪は黒く染めたのだそうです。

1度、染めたのですが、うまく黒くならず、再度、黒く染め直したそうです。
でも、どうしても完全には黒くならなかったとのこと。

それをまたクラスの子に言われてしまった。
廊下ですれ違った、ある先生に「それは校則違反でしょ」と注意を受けてしまった。

確かに、完全に黒くならなかったので指摘されても仕方がないのかもしれません。

数か月振りに学校の門をくぐることはかなり勇気がいったことでしょう。
復学するために黒くしようと2回も染めた女の子の気持ちを考えると残念です。

女の子はショックで、翌日、学校をお休みしてしまいました。
そして、再度、不登校。

復学する時、なんの準備もなく、ポンと飛びこむにはあまりにもハードルが高すぎますね。
事前の準備、学校側への根回し、ご協力をお願いすることは必要なのだと思います。


それから数ヵ月後、スクールカウンセラーと信頼関係ができ、
スクールカウンセラーが来ている日には相談室へ行けるようになったそうです。

3年生になってから、部活だけは参加できるように。

ただ、教室には入れない。
入るのが怖いのだとか・・・

部活はメンバーにも恵まれ、楽しく参加しているようなのですが、
その頑張りに勢いをつけるために、また自傷行為が始まってしまったとのこと。



ただ、以前は、学校までひとりで行けなかった。
親が車で送っていた。

学校の門をくぐろうとすると具合が悪くなった。
門をくぐっても、校舎の入り口まで親が付き添わないと校内に入れなかった。

今は、ひとりで学校に向かい、部活に参加できる。
新入生歓迎会の部活紹介では、張り切って皆の前で部活紹介をし、
皆にクラスに入れないのを不思議がられたそうです。


クラスにはもう戻れないかもしれない。
お母さんはそう感じているようです。

「相談室」から「教室」へ。
これも、またハードルが高いですものね。

でも、娘さんはすでに進学したい通信制高校を決めているとのこと。
すでに、そこでの学生生活に焦点を合わせているようです。




「やっとここまで来た」・・・とお母さんが言っていました。

お母さんの表情は以前会った時よりも、ずっと明るかったです。


まだまだ飛び越えるハードルはあっても、少しずつ前へ進んでいる娘さんの
姿がそうさせているのでしょうね。
その表情をみて、私もほっとしました。


次、会った時はどんなお話が聴けるでしょうか。

娘さんの頑張りを私も応援したいです。






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テーマ : 不登校
ジャンル : 学校・教育

コメント

No title

髪を2回も黒く染め直し、勇気を振り絞って学校へ向かった娘さんの気持ちを考えると、胸が痛くなりました。

復学を考えたとき、本人の意思以外にも先生方への根回しや、事前の情報入手、勉強や持ち物の準備が必要だったということを改めて思い出しました。
訪問の先生が絵の具の一本一本まで確認してくださっていたこと、体操着や靴を合わせてくださっていたこと、驚きと感動の気持ちで見守っていた自分を。

その娘さんが、通信制の高校生活に焦点を合わせているということにホッとしました。
環境ががらっと変わることで、ある程度リセットできることってありますものね。
私も長男の高校、二男の中学入学と共に、ママたちとの関係を少しリセット(すべてではありませんが…この場合はリセットとは言わないのかな?v-12)できた部分があります。

部活のメンバーにも恵まれているのですね。
理解してくれる仲間と共に中学最後の1年を前を見つめながら歩いていけるといいですねv-22

かのんさんへ

2年生になったら復学するって、その女の子、ずっと前から決めていて、お母さんもずっとその時を待っていたことを知っていたので、私も本当に胸が痛みました。
復学支援機関で支援を受けた私達は、子どもが復学する時に、学校側にいろいろとご協力をいただきましたものね。そのことでも、復学するためには、いかにハードルを下げてあげることが大切かがわかります。なので、髪の毛の指摘でまた不登校になってしまったことは本当に残念です。

かのんさんもママたちとの関係をリセット?
子ども同士の関係がなくなってくると、ママ友の話題の共通事項がなくなってきて自然消滅になったりしますもんね。

No title

これから、環境が変わって
学校生活が上手くいくといいですね。

hikaru2034 さんへ

そうですね。
彼女は元々、ものすごい頑張り屋さんなんです。
環境の変化をきっかけに、本来の姿を取り戻せるといいなと思っています。
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Author:ティカ
小学5年生の時、不登校だった息子を学校に戻していただきました。復学しただけで不登校が解決するわけではありません。継続登校中の息子を支えるために親としての勉強を続けています。

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